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〒519-4442 三重県熊野市神川町神上63
神川町長原区
<伊瀧神社社殿>
明治10年までは、〔長原〕の氏神は伊瀧神社でしたが、後の一村一社令によって、長原村民は〔神の上〕の上山神社の氏子になりました。この関係で、今の伊瀧神社の社殿は旧山寺権現の社殿を移築したものとなっています。ご神体は鏡ですが、伝説によるとこのモリ様の主は白蛇であるといいます。
(「紀伊 熊野市の民俗」大谷大学民俗学研究会編より)
【森様の白蛇】
『森様の白蛇―大字長原に小祠“森様”あり、ここに白蛇の主ありと云う。』
(南牟婁郡誌より)
<伊瀧神社祭礼 平成26年1月19日(日)撮影>
現在では、毎年1月中旬の日曜日に、長原区民総出で祭礼が執り行われています。
神主役は長原区長が務めているそうです。神社の前は参拝者が集まる広場になっていて、昔はこの場所(屋外)で祭礼を祝う催しや出し物等があり、区外からも大勢参加して賑わいを見せていたそうです。
また、長原区長さんのお話しによると、よく神社の近くで蛇(白蛇!?)の抜け殻が見つかることがあるそうです。(森の主かもしれません。)