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〒519-4442 三重県熊野市神川町神上63
市指定文化財 天然記念物 神川町碇区
<ニッケイの二樹>
神川町碇地区にあるニッケイの二樹は、碇地区の民家から川を挟んで対岸の山林すそに植わっています。二樹とも樹齢推定100年以上とか。
原産はインドシナで享保年間(1716~35)に中国から輸入され、香料、薬用として植裁されたと説明看板に書かれていました。
※ニッケイ(肉桂)
クスノキ科の常緑高木。高さ3~9メートル。主として菓子の香辛料とするほか薬用 ともするが、質は同属のシナモン(セイロンニッケイ)やカシア(トンキンニッケ イ)より劣り、味は辛さが激しく甘味に乏しい。 (yahoo!百科事典より)
写真を取り終え帰ろうとした時、誰かに肩をたたかれたような気がして、何気なく後ろを振り返ると、そこには、昔も今も静かにたたずむニッケイの二樹。それはまるで仲むつまじい二人が幸せそうに寄り添い、こちらに向かって微笑みかけている、そんな風に思えてなりませんでした。