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明日も来たい !行きたい!行かせたい! そんな魅力あふれる学校、熊野市立神上小中学校

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〒519-4442 三重県熊野市神川町神上63

 もっと知りたい!神川町 (自然・天然記念物・史跡等)

上山神社    


 神川町神上区 

 〈上山神社社殿〉
 

 
旧神上中学校と神川温泉のある裏手の山の中腹に「上山神社」が鎮座しています。現在、この宮は氏神飛鳥神社、山寺権現社、吉田大明神の3座から成り立っていて、合祀は明治10年12月2日。その時初めて上山神社と称され一村一社令によって「神の上」と「長原」の氏神となりました。

 元の氏神飛鳥神社は、先ず「碇」のナメラダにあって、後に現在の旧神上中学校の位置に明治40年まで鎮座していました。祭神は新宮の阿須過賀神社の十二権現であったから、飛鳥荒祭宮と呼ばれました。

 山寺権現は、氏神と同様に「碇」から「神の上」に移されましたが、「神の上-向地」の山上に鎮座することになりました。この祭神は新宮の神倉と同神で、筏師の神とされ、山上は女人結界になっていました。

 吉田大明神は、安政年間の紀州藩嶺替の時、その布令に反して領民を救って自刃した江戸勘定組頭の吉田太夫(庄太夫か)を祀っています。

 その墓は和歌山市本覚寺にあるが、その他4か所にも村守護神として祀られています。ここでは、文久2年(1862年)から旧山寺権現社に祀られていたから、今の上山神社の一座とされると同時に、神社境内の独立した一社として昭和初年から村の守護神庄太夫として拝まれています。 
     

     「紀伊熊野市の民俗育生町、神川町(大谷大学民俗学研究会編)」より


  
※上山神社となってから、霜月祭りの日は何回か替わりましたが、現在では11月
3日(以前は11月30日)に例大祭が行われています。
  

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熊野市立神上小中学校







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