図書委員会による読書推進活動の一環として、小中学生全員による「第1回校内ビブリオバトル」を行いました。
ビブリオバトルとは、2007年に京都大学で始まった本の書評合戦のスタイルで、 本来は、5分の制限時間内でおすすめの本を紹介するプレゼンテーションを行うが、今回は低学年の子もいるため、3分の制限時間で行われた。
児童生徒らは7つのチームに分かれ、「レオ=レオニの絵本」「ルドルフとイッパイアッテナ」「神去なあなあ日常」など、それぞれがおすすめする本について創意工夫をこらしたプレゼンテーションを行った。また、教職員も含めた参加者全員による投票が行われ、中学校2年生田野さん、同じく3年生山路さんのチーム「じゅげむ」が最も多く得票し、優勝した。同チームは、他チームが物語の本を選ぶ中、唯一「美し国みえの食文化」という、三重県が編纂した郷土食にまつわる本を選択、郷土食の写真を見せながらのクイズを交えた演出で、皆の関心を集めた。
最後の講評では、教頭先生が「みんなとても素敵な発表でした。先生は学生の頃あまり本を読まなかったのですが、今になって後悔しています。これからもいろいろな本を読んでください」と話した。 図書委員会では、今後もこの活動を継続していくとのこと。
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