浅間(せんげ)の森は、今から240年あまり前、住民の岩本平次郎が富士山にのぼり、浅間神社の分霊を受けてきて「浅間神社」として祀ったと言われています。浅間神社は、木華開耶姫(このはなさくやひめ)を主神として祀ってあり、毎年旧6月1日に祭礼が行われていました。1907年、国の方策により浅間神社は奥有馬の産田神社に合祀されることになり、跡地が有馬小学校の校地になり、森が「浅間の森」として子どもたちの遊び場、憩いの場所として親しまれてきました。
有馬小学校から東へ1kmほどのところに「花の窟神社」があります。花の窟神社は「日本書紀」にも記載されており、日本最古の神社とされています。「イザナミノミコト」と「カクヅチノミコト」が祀られています。この神社は社殿がなく、大きな岩がご神体になっています。2月2日と10月2日にはお綱かけの神事が行われ、多くの方が訪れます。
校舎の屋上からは太平洋が望めます。
「七里御浜」と呼ばれ、熊野市木本町から三重県と和歌山県の県境である紀宝町鵜殿まで約22km続く砂礫海岸です。日本で一番長いといわれています。
七里御浜海岸は、三重県と和歌山県の県境を流れる熊野川の上流から熊野灘の波にもまれて角が丸くなった小石が広がっています。
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