開かれた学校を目指し、地域の皆さんといっしょに子どもの成長を見守ります。熊野市立井戸小学校

　今年度も、熊野市教育委員会の協力を得て、３年生と４年生で囲碁教室を行いました。地域で子どもたちを集めて囲碁を教えている方を講師に招き、３年生と４年生に教えていただきました。子どもたちは、講師からのルールや打ち方の話を真剣に聞きました。４年生は、昨年度の経験もあり、対局を楽しんでいました。

　高学年では、三重県教育委員会による防災教育支援事業の協力を得て、地震体験車や防災すごろく・防災かるた・避難所イメージゲームなどに取り組みました。体験活動を通して、防災意識を高めることができました。

　４年生は、毎週１冊の本を図書室から借りて、読んでいく取り組みを始めました。読書をすることにより、知識が身についたり、想像力が高まったりすることが期待できます。過ごしやすくなる秋に夢中になって読む本にたくさん出合えるといいですね。

　６年生は、図工の時間に季節の果物の柿の静物画に取り組みました。柿の実や葉、枝を時間をかけて観察し、柿の実の丸みや葉や枝の形を丁寧に描きました。

　２学期は、アラセリ先生がＡＬＴ（英語助手）として井戸小学校に来校します。2年生の子供たちは、アラセリ先生の自己紹介の話に真剣に耳を傾け、アラセリ先生の質問に、知っている英語も使って答えていました。

　夏休み期間中に、子どもたちは、工作や、絵画など自分の興味・関心をもとに作品作りに取り組みました。どの作品も表現力豊かで力作ばかりです。作品作りに取り組んだ情熱を２学期の学習に活かすことを願っています。

　４２日間の夏休みが終わり、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。残暑が厳しく気温が高かったため、熱中症対策として、各教室で放送を聞く始業式を行いました。2学期も、目標を立て、努力を続け、達成することから自分に自信をつけてほしいと思います。