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11月27日(金)人権教育総合推進地域事業有馬中校区発表 |
有馬中学校区の公開研究会がありました。 本来であれば、県下に広く応募をかけるものでありましたが、 新型コロナウイルスの影響で、直接の参観者は、この5市町の教職員のみになりました。 当日は、2クラスでの発表となり、1年生では、「ともだちたんけん」、3年生では「聞こう!考えよう!わたしたちの問題」と、どちらも、子どもたちが熱心に自分たちのことや、仲間との関わりについて、話し合いや発表ができました。分科会も、東紀州5市町の教職員は直接、それ以外の参加者は、リモートで参加していただき、熱心な討議をいただきました。 |
11月25日(水)岡田牧場の学習を詩にしてみました。 |
アンパンマンのこと アンパンマンは、岡田牧場にいた黒い牛だ。 初めて見た時は、体も大きくて、人なつっこくて、 柵から顔を出し、大きな目でわたしたち五年生を見てきた。 そばに寄ると、大きな頭を近づけてきて わたしたちの肩や顔の近くをなめようとした。 アンパンマンは、岡田牧場に来たときは、 まだ体も小さくて、 えさもあまり食べられなくて お腹をこわしてばかりいたんだって。 だから、このままじゃあ、大きくならないから もう肉にしてしまう方がいいんじゃないですかという人もいたそうだ。 でも、牧場の西村さんは、まだえさを食べようとしているし、 このまま肉にするのもかわいそうなので育ててみますと言ったそうだ。 子どもさんが使っていたアンパンマンの毛布をかけてもらって、 大事に大事に育てられたアンパンマンは、 こうして私たちの目の前にあらわれた。 アンパンマンが可愛くて、そばを離れない子どももいた。 スケッチをして、版画にもした。 牧場から帰ってきてからも、 アンパンマン元気かなあって、時々思った。 ちょうど一年がたった。 また新しい五年生が、岡田牧場に行く日が近づいていた。 職員室の行事黒板に「五年生 岡田牧場訪問」という字を見て、 スケッチをした六年生が言った。 「アンパンマンおるで。元気かなあ。」 でも、実は、その時には、もうアンパンマンは、牧場にはいなかった。 肉屋さんのショーウインドーに肉になって売られていた。 牧場の牛たちは、大事に大事に、 美味しい肉になるために育てられている。 肉になる直前まで、ストレスなく育てられる。 アンパンマンは、病気がちだったので大きくなるのに時間がかかった。 でも、その分他の牛よりも七か月も長く生きた。 西村さんは、命をいただいてわたしたちは生きていることを話してくれた。 話してくれただけではなくて、こうやってアンパンマンのような牛のことを 西村さんは、話された。 「アンパンマンは、幸せな牛だ。 子どもたちに名前を憶えてもらえる牛なんていないから。」 アンパンマンのことはけして忘れない。 毎日命をいただいて生きていることも。 そして、「いただきます」の言葉の意味も。 |
11月11日(水)授業参観がありました。 |
授業参観の日でした。この日は、昨年に続き、いじめ防止月間の取組として、ピンクシャツ運動もお願いしておりました。この日は、多くの子どもたちがピンクシャツや、何らかのピンクのものをつけておりました。また、参観の方も、同じようにご協力をいただきました。今後も、みんなでいじめを許さないという気持ちを集めていきたいと思います。ありがとうございました。 当日は、6年生が保護者の皆さんに向けて、合奏を発表しました。紀南音楽発表会がなくなって残念ですが、1年生だけに向けた演奏、全校に対してリモートでの発表もありました。 |
11月9日(月)東紀州くろしお学園に2年生が行ってきました。 |
今年度から、有馬中学校区で有馬小、有馬中、金山小と東紀州くろしお学園との交流が行われています。 有馬小学校では、以前、2棟1階に東紀州くろしお学園の小中学部がいました。運動場も共通しておりましたので、ふだんから自然と交流ができていました。音楽の時間に一緒にしたり、音楽発表会なども、くろしお学園の時間もありました。 金山に新校舎ができてから、交流がなかなかできていませんでしたが、同じ校区に東紀州くろしお学園がせっかくあることですから、互いに交流をしていこうということになりました。 この日は、2年生が施設見学と紙漉き体験をしました。 この紙の原料は、牛乳パックです。有馬中学校が集めたパックをくろしお学園の生徒が紙すきにして、封筒や紙を作ります。 高等部の生徒さんが紙すきをしている様子も見せてもらってから、写真のように実際に紙をすく体験をしました。 くろしお学年の児童とも、いっしょに短い時間ですが、過ごすこともできました。 学校の様子も見せてもらいました。とてもきれいで、「こんな学校だったらいいなあ。」と話す子もいました。 これから、2年生でこのような体験学習を進めていきます。 |
11月5日(水)岡田精肉店の西村さんに来ていただきました。 |
11月2日に岡田牧場を訪問しました。 今日は、熊野市全部の小中学校に岡田精肉店から牛肉をプレゼントされる日です。 今日も5年生の教室で、西村さんにお話をしていただきました。 私たちは、次のようなことを学びました。 私たちが見た牧場の牛は、食べられるために育てられていること、だからこそ、大事にストレス少なく育てていること。 そして、私たちは、生きている限り、牛であれ、魚であれ、トマトのような野菜であれ、生きているものをいただいていかなければならないこと。 つまり、「私たちは皆命をいただいて、私たちは生きていること」です。 このことに感謝しながら、「いただきます」という気持ちをもってこれからも生きていきたいということを子どもたちは実感したようです。 話の中では、昨年今の6年生が訪問したときにいた「アンパンマン」の話にもなりました。 アンパンマンは、岡田牧場で大事に育てられた牛のことです。 (注 11月25日付の詩をみてください。) この後、実際に5年生と一緒に給食を食べていただきました。 |
11月2日(月)5年生が岡田牧場へ行きました。 |
昨年5年生が初めて、岡田牧場を訪問しました。 今年の5年生も、岡田牧場を訪問し、飼育の様子を見せていただきました。岡田牧場の西村さんが、丁寧に説明をしてくれました。 ここにいる牛は、すべて雌の黒毛和牛であり、子牛として買われてきます。牛の脚もとはおがくずなどで柔らかく、清潔でふわふわでした。餌も若い牛には青いわらが与えられていて、他にも雑穀などもワンプッシュで出てくるような仕組みもありました。 若い牛ほど、私たちが近づいても尻すごみする一方、大きな牛ほど私たちの様子が気になるようで、柵から首を出してこちらの様子をみていました。 子どもたちは、各所各所で西村さんに質問をしたり、3学期にする版画のために写真を撮ったりしていました。 2時間ほどの訪問でしたが、様子がよくわかり、5日にも改めて西村さんに学校に来ていただくことになっています。 |
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