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3月30日(火)浅間の森の桜が満開に近いです。 |
春の陽気に包まれて、浅間の森の桜が満開に近くになりました。 第2棟校舎の裏の桜は、ずいぶん早くから咲き、運動場の向こうやプールの玄関の桜もかなり咲いています。 この春は、入学式までに、桜の花はすべて咲ききってしまうような勢いです。 「浅間」の最終号に、卒業式の校長祝辞を載せました。 その中に、有馬の人々が、学校を地域にとって大事なところに建てたこと、子どもを大事にしてきたことを私は話しました。 100年以上も前から、浅間の森は、ずっと有馬の子どもたちを見てきたのです。 校長として3年間、この有馬小学校におりますが、卒業生の方が見えて、「浅間の森を見せてください」とやってこられるときがありました。 かなり年配の方も見えて、「こんなに小さかったかなあ」「今でもこうしてあるのがうれしい」などと感想を話されていました。 先日は、入院している家族のために、歌詞がほしい、「浅間の森」が歌詞の中にあるのでと、歌詞をもらいに来られた方もありました。 昔から、有馬の方は、浅間の森を大事にしてきたことが、このことからもわかります。 桜は、その木々の中では、まだ若い方だと思いますが、こうして春がやってきて、必ず、ピンクの花をつけ、私たちを華やかな気持ちにさせてくれます。 子どもたちの思い出になる、大事な桜だと感じています。 |
3月25日(木)修了式がありました。 |
卒業式も終え、久しぶりに全校の児童が、ソーシャルディスタンスを取りながら、体育館に集まり、修了式をしました。 リモートでの話だと、なかなか表情や反応がわからないものですが、直接、年度の終わりに直接語り掛けることができて、良かったです。 コロナ禍での1年を振り返り、子どもたち一人ひとりががんばったことを伝えました。まだまだ、コロナは続きますが、経口での薬も開発が始まったことや、ワクチンの接種も進むことから、期待したいこと、引き続きがんばっていこうということも話しました。 浅間の森の木や石に落書きがあったことも伝え、これまで通りみんなが大事にしてきた森を大切にしてほしいことも伝えました。 式の後には、全国読書感想文に入選した前君や、熊野市図書館の感想文、防火ポスターの賞をとった子どもたちの表彰も行いました。 春休みは、学年が一つ上がるための準備の休みです。 事故のないように、4月6日を迎えてほしいと願っています。 |
3月19日(金)第144回卒業証書授与式が挙行されました。 |
卒業式は、前日から晴天でした。 今日、31名の卒業生が卒業証書を受け取りました。 壇上には、修学旅行での伊勢神宮の鳥居の前の記念写真を共同版画にしたものを飾りました。 1年生から4年生はリモートで、教室で様子を見ていました。 5年生は、在校生を代表して式場におりました。 式が始まり、卒業生一人ひとりが、しっかりと目を合わせて、校長からの卒業証書を受け取りました。 校長からは、特にコロナ禍でのこれまでの1年間を学校生活を振り返るとともに、自立していくために、自分の中にいるもう一人の自分を気づいて、自分をしっかり持ってほしいことを話しました。 中学校へ行っても、自分の夢や目標をもって、がんばってほしいです。 |
3月11日(木)東日本大震災から10年 |
今日は、東日本大震災から10年になる日です。 震災の日、私(校長)は、有馬小の教諭でした。原発事故もあり、6年担任として、無事卒業式を迎えられるのだろうかと、眠れない日もあったことを思い出します。 明くる年の5月に、金曜日に休みをいただいて2泊3日で、被災地を訪問するという自主研修を行いました。宮城県の名取市、仙台市、松島町、石巻市、女川町、南三陸町のそれぞれの市町の被災した学校を見て、被災された方とも直接話をさせていただきました。そのことを訪問記として、学級通信に連載しました。 震災があってから、熊野市の防災教育も進み、毎年、三重大学の川口准教授が全体でも、各校も回っていただいて、実態にあった対策が練られるようになりました。 有馬小学校は、地盤がしっかりしており、津波が来ることは、防災マップでは無いとされていますが、それでも、火災が発生するとか、想定外のことがあったときのために、有馬中学校の前を通り、山の上へ避難するという第2避難場所を決めて、昨年度は、訓練も行っています。 三重県が発行している防災ノートでの学習も進めています。 今日は、各学年で、発達段階にあわせて、東日本大震災の話を担任が話をして、防災意識を高めています。 【南三陸町 屋上まで津波の届いた学校】 【石巻市 大川小学校 児童74名が死亡・行方不明 すぐそばに山があるのにと感じました。】 【石巻市 大川小学校 子まもりの像】 【石巻市 門脇小学校 車がぶつかり火災に遭った】 震災の1年2か月後の訪問でしたが、まだまだ傷跡はひどく、カメラで写真を撮るのも気がきけて、たくさんの写真を撮ることができなかったのを覚えています。 卒業生には、4年生の時に、これらの写真を見せて防災の話をしています。 |
3月3日(水)遠足へ |
有馬小学校は、行事の見直しをして、秋の遠足はありません。 春の遠足は、臨時休校の影響でありませんでした。 このままだと1年間遠足がないままになるところでした。 12月までに臨時休校の影響も取れ、授業時間数も確保されたことから、この地域にコロナウイルスの影響がなければ、3月に実施する予定でした。 1年生と2年生は、山ア運動公園でした。 1年生にとっては、初めての遠足となりました。 前の日からドキドキしたという日記を見せてもらっています。 元気に歩いて、元気に遊びました。 3年生と4年生は、木本探検。木本神社、おもてなし館、私たちの熊野市にある地域のために働いた人の勉強もしてきました。 お昼は、七里御浜で。いざというときは、要害山に逃げることも伝えてのお弁当と遊びです。 5年生は、松本峠を上り、東屋で休憩してから鬼ケ城の真上でお昼を食べました。天気がよく、本当に眺めも良かったようです。 鬼ケ城にも実際に行って記念写真を撮りました。 |
3月3日(水)卒業遠足に行ってきました。 |
朝から、晴天でした。 6年生は、修学旅行が2泊から1泊になり、場所も変更したこともあって、最後の卒業遠足は、バス利用を考えておりました。 行先は、熊野古道センターです。 尾鷲ひのきを活用した建物と中の熊野古道に関わるの展示も観させていただきました。 メインは、箸づくりです。といっても、すでに箸の形はできていて、それを磨いたり、熱で絵を描いたりする作業です。 短い時間ですが、思い思いの箸にするために、両側のバランスをとったり、せまいスペースに自分の思う絵を描いていました。 お弁当を食べて、いただいた紙飛行機を広場で飛ばしたり、ボールで遊んだりしていました。 |
3月2日(月)ワンワンパトロール冨士本さんの話 |
4年生の人権学習で「人に歴史あり」というものがあります。 毎日、私たちのためにワンワンパトロールをしてくれている冨士本さんに、生い立ちや仕事のこと、ワンワンパトロールを始めたきっかけや今の思いなどを聞かせていただきました。 上市木で生まれて、子どもの頃に農耕用の牛を飼っていたり、鶏を飼っていたという話。子どもの頃からよく働いた話。国鉄に勤められてからも、かっこいいと思った車掌さんの内部試験を受け合格したこと、外国人のお客さんのために英語を勉強したこと、そして、仕事を辞められてからも、自分の山の管理、ワンワンパトロールをしていることの意味、などなど。子どもたちによくわかるように、ゆったりとした口調で話をしていただきました。 大事な飼い犬のロッキーの話、今いるセラちゃんの話。すごく大事にされていたことや犬を愛されていることがよくわかりました。 子どもたちも、ずっと真剣に話を聞けました。この後、手紙にして渡します。 |
3月1日(月)クマノザクラの植樹 (児童会) |
クマノザクラがこの地で発見されたという報道があり、そのような新種が発見されたのだと思っておりました。 先日、地方紙で、クマノザクラの会が発足したことを聞きましたが、ちょうどその頃に、クマノザクラを植えませんかと話がありました。 樹木医の中村さんに来ていただき、植樹の指導をしてもらいました。 この1年、コロナウイルスでいろいろあった年でした。 児童会を中心に植樹をすることにし、ちょうど6年生にとっては記念にもなりました。 今は、コロナ禍で大変な状況ですが、何年、何十年先に、満開のクマノザクラを見て、あんなこともあったと思えるような時が来ると信じています。 |
3月1日(月)五郷小学校との外国語交流 (3年生) |
今年、ICT教育が本格的に始まっています。 ZOOMによる研修会や校長会など数多く行われました。 タブレットも、子どもたち一人ひとりに支給されようとしている時代です。 今日は、3年生の外国語の授業を五郷小学校の3年生と一緒に行いました。事前にZOOMでつなぐ確かめをした上で、What's this? It's ~. の学習をしました。 1枚目の写真にあるのは、五郷小学校の子どもたちに出した問題です。シルエットになっている俵上の塊に見えます。五郷小学校の子どもたちは、一度に「めはり寿司!」と当てていました。 2枚目の写真もシルエットです。子どもたちが考えたものです。 「Hint please!」(ヒント ちょうだい!) に「黒と白」「笹」などのヒントを出して、「パンダ」とわかってもらいました。 2つの教室がつながって、楽しく学ぶ時間を過ごすことができました。 |
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