今年度も「ケアホーム熊南」福祉体験学習を実施するために、9月から準備を進めてきました。「全校道徳」の時間では、1年生の教科書に載っている「楽寿号に乗って」を題材に、「社会参画」や「公共の精神」について、湊先生が授業をしました。福祉体験活動(ボランティア活動)の意義やお年寄りとのコミュニケーションの取り方なども考えました。その後、総合的な学習の時間を利用して、生徒たちは縦割りの4班に分かれ、お年寄りとふれ合うためにゲームを考え、準備しました。
10月2日(水)午後、特別養護老人ホーム「ケアホーム熊南」を訪問し、福祉体験学習をさせていただきました。はじめに職員の方の案内で、施設内を見学しました。次に1階食堂で全員が並んで入居者の皆さんと顔合わせの挨拶を行った後、4班に分かれて準備してきたゲームを楽しんでもらいました。事前学習でコミュニケーションの取り方を学んだこともあり、生徒一人ひとりが入居者の皆さんに寄り添い、優しく接することができていました。ゲーム終了後、「入中ソーラン」を披露させていただきました。入居者の皆さんは、たいへん喜んでくれました。
表彰式を行い、ゲームの総合得点の上位者にお手製のメダルを渡しました。最後に生徒たちが折った「連鶴」を入居者の皆さんにプレゼントし、喜んでくれました。